コラム


第3回 年賀状

賀詞に続き、年賀状について書いてみようと思います。

 

まず、はがき。

年賀状は年賀はがき以外でも出せます。但し、切手の下部に「年賀」と赤で書きましょう。そして、投函は12月15日以降に!そうでないと、普通郵便と同じように年内に配達されてしまいますよ~。私は受け取ったとこがありませんが、年末に「今年もよろしく」は非常に可笑しいですね。

 

次に、日付け。

元旦とは、1月1日朝のこと、元日とは1月1日のことです。1月元旦と書くのはおかしいです。1日に届くなら「20□□年元旦」としましょう。準備が遅れ1日に届かないことが明らかならば、「20□□年1月」とすることをおススメします。

 

更に、松の内(1月7日まで)に届かない場合は、年賀状ではなく、「寒中見舞い」にしましょう。暑中とは逆の寒中、つまり二十四節季の小寒と大寒の寒~い頃に相手を見舞うのが「寒中見舞い」です。私は、喪中の方には「寂しいお正月になりましがた、お元気ですか?」という気持ちで寒中見舞いを出しています。暑中見舞いを出す人は多いですが、寒中見舞いも大切だと思います。